想いを手紙に込めて――感謝でつながる、あたたかな一日
Banquet Captain : S.UEHARA
Hair&Make-up artist : Y.IMAOKA / C.HIRAMATSU
Dress coordinator : A.NAKATO
Florist : S.TAKEMOTO
MC : N.MORIKAMI
Sound Crew : M.HAYASHIMA
Photo : M.YAMAOKA (Blanc)
Movie : S.ISHIDA (Okayama Daiichi Video)
Movie : Y.KOYAMA (Okayama Daiichi Video)
from RAVIR OKAYAMA
from planner
初めてお会いしたときから、おふたりのやさしい雰囲気と、
「感謝をきちんと伝えたい」という想いが印象的でした。
準備の中でも、ご家族やゲストへの思いやりを大切に、
どんな演出にもおふたりらしい温度を感じました。
披露宴ではサプライズの連続で
お母様へのサンクスバイトやお祖母様・ご兄弟との中座、
そしてご家族へのお手紙の時間まで、
“ありがとう” が絶えないおふたりらしい結婚式でした。
どうかこれからも、今日のようにたくさんの笑顔と愛に包まれながら、
幸せな日々を重ねていかれますように。
― First Meet ―
挙式前、披露宴会場前で迎えたファーストミート。
扉が開くと、そこには少し緊張した表情の新郎様。
新婦様は手にした手紙をゆっくりと開き、
今日という日を迎えるまでの想いと「ありがとう」をまっすぐに伝えました。
言葉を重ねるごとに、新郎様の目に浮かぶ涙。
新婦様の声がわずかに震えながらも、
心の底から伝えたい気持ちがまっすぐに届いていくのが感じられました。

おふたりだけの静かな空間に、やさしい時間と想いが満ちていきます。
そして続くのは、ご両親とのファミリーミート。
お互いの目を見つめながら「ありがとう」を伝え合い、
今日までの想いが一瞬で溢れ出すような、涙と笑顔の時間に。
この日の始まりが“家族の絆” そのものを象徴しているようでした。
― Ceremony ―
新郎様は、お母様からジャケットを羽織らせてもらい、
グローブを受け取ってご入場。

静かな空気の中に、ご両親の誇らしさと「いってらっしゃい」という想いが滲みました。
続いて、おふたりのこれまでの歩みを上映。
映し出される映像と音楽に、会場が自然と一つになります。
お母様からベールダウンを受けた新婦様は、そのままご両親と一緒にご入場。

お母様の手を握りしめ、お父様と歩むバージンロードには、
これまでの時間とこれからの未来が静かに重なっていました。
式中では、サプライズでゲストを呼び出してのダーズンローズセレモニー。

1本1本のバラに込められた“愛・感謝・誠実” などの言葉を受け取りながら、
新郎様がブーケを完成させ、新婦様へ贈る瞬間には、
会場全体が拍手と涙に包まれました。
リングボーイとリングガールの登場では、
一生懸命に歩く愛らしい姿に、自然と笑顔が広がります。
おふたりが結婚証明書に署名し披露した瞬間、
「おめでとう!」という拍手があたたかく響きました。

そして退場時。
フラワーシャワーが舞う中、おふたりは自然と抱き合い笑顔を交わす姿に、
ゲストの目にも涙が浮かびます。
言葉はいらない――“幸せ” そのものが溢れ出る瞬間でした。
― Reception ―
披露宴は、おふたり手作りのオープニングムービーからスタート。
これまでの道のりやお互いへの想いが詰まった映像の後、
インナーテラスの扉が開き、光に包まれながら笑顔でご入場。
その瞬間、会場全体が歓声と拍手に包まれました。
ケーキ入刀のあとは、息ぴったりの交互ファーストバイト。

続けてサプライズで両家のお母様をお呼びし、
感謝を込めたサンクスバイトをプレゼント。
驚きと笑顔、そして涙が溶け合い、
温かな笑い声に包まれるひとときとなりました。
中座のシーンでは、新婦様がサプライズでお祖母様と。
手を取り合って歩む姿はまるで親子のようで、
お祖母様の目には誇らしげな涙が浮かんでいました。

続いて新郎様はご兄弟とご中座。
肩を並べて笑い合う姿に、家族の絆の深さを感じました。
再入場前には、新婦様が心を込めて制作した生い立ちムービーを上映。
小さな頃の笑顔、家族との思い出、一緒に過ごした日々。
映像が流れるたびに、ゲストの表情もやわらかくほころび、
「この瞬間を一緒に迎えられて良かった」と感じられる時間でした。
映像の余韻が残る中、会場の明かりがゆっくりと変わり、
隠し扉からのサプライズ再入場。

歓声と拍手が響く中、おふたりの笑顔が会場を明るく照らしました。
その後も、BGM当てクイズや抽選プレゼント、各卓フォトなど、
ゲストが参加できる演出で笑顔の輪がどんどん広がっていきます。



ゲスト一人ひとりへの思いやりが伝わる、おふたりらしい時間でした。
クライマックスでは、新婦様からご両親へのお手紙。
感謝と愛情に満ちた言葉が静かに響き、
お母様には花束を、お父様には子育て感謝状を。
そして新郎様からも、お母様へ向けた手紙の朗読。
あたたかな涙が会場を包み込み、
誰もが心の中で「おめでとう」とつぶやくような感動的な時間となりました。
ラストを飾ったのは、当日ダイジェストムービー。
朝の緊張、笑顔、涙――すべての瞬間が映し出され、
まるで一日の記憶をもう一度体験するような感動が広がります。
スクリーンの光がやさしく消え、おふたりが手を取り合って退場。
その背中に向けて、ゲストからの拍手がいつまでも響いていました。
⸻
感謝、絆、笑顔。
そのすべてがまっすぐに伝わる、あたたかく美しい結婚式。
手紙で始まり、感謝で結ばれたこの一日は、
おふたりの人生における“永遠のはじまり” を静かに、確かに刻んでいました。
























